言葉で理解できるのは約半分
人と話し合う時、その言葉で理解できるのは半分くらいである。
残りの半分は、顔つきや目つき、態度でわかる。言ってることと考えていることは、違う。本人が気が付いていないこともあれば、うまく言葉では表現できていないことも、また本心ではないことを言っている場合もある。
言葉と言葉でないものを等分に見比べて、そして話し合っていることの状況と彼の立場を比較して、本当はこうしてほしい、こうあってほしいと思っていることが何かを考えなければならない。
こう言ったじゃない、というのは意味がない。
心も言葉も、等分に嘘をつくのである。
不思議なことだが、自分が失敗したり、苦境を経験したり、病気をしたりすると、そして自分の欲望や邪心をあるがままに直視して自然なものとして受け入れることができるようになったとき、人は強い。そして、他人の心の動きもよく見えるようになってくる。
